徒然のんびり飛行
アニメやラノベなどの感想を のんびりと書いていこうと思います。

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容疑者Xの献身 東野圭吾
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
(2008/08/05)
東野 圭吾

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~あらすじ~(ネタバレあり
高校で数学の教師をしている石神は、
隣人の花岡靖子に密かに好意を抱いていた。
彼は、通勤するのに回り道をして、
彼女の働く弁当屋「べんてん亭」に弁当を買いに行っていた。

靖子には離婚した夫がいた。
名を富樫慎二という。
彼は別れた後も金目当てで靖子につきまとっていた。
住所も変え、平穏な生活をすごしていた靖子の前に
再び富樫が現れた。
家にまで現れた富樫。
彼の姿を見て、靖子の一人娘の美里は動転、ついには
花瓶で富樫の頭を殴ってしまう。
それでも生きていた富樫は今にも襲ってきそうな雰囲気で、
靖子はとっさにコタツのコードで首を絞める。
美里も押さえかかり、ついに富樫は絶命する。

そこへとなりの石神が物音を聞きつけやってくる。
なんとかごまかすが、石神から電話がかかってきて
あなたがたを助けたいという。
少し部屋の中をのぞいただけで何があったかを推察したのだ。
どのようにすれば花岡母子が疑われないで
済むかのプランを必死に練る石神。

彼は親子に指示を与えていく。
そして。。

身元不明の遺体が旧江戸川の堤防で発見される。
その遺体は服を剥がれ、顔面が破壊され、指紋が焼かれていた。
近くからは盗難自転車、一斗缶の中で燃え残った衣服が発見された。
チェックアウトされていないレンタルルームにあった毛髪と
遺体のDNAが一致、身元は富樫だと断定される。

富樫と確定したところから捜査の手は花岡靖子へと向く。
しかし、そのことも計算済みの石神はそのつど的確な指示を与えていく。
靖子の3月10日のアリバイはあるように見えた。
カラオケとラーメン屋の裏はとれたが、
映画館に入ったという事実はあるがずっと映画をみてたとは言い切れない。
アリバイはあるが、完全とはいえない、そんな感じだった。

隣人の石神が帝都大出身だと知った刑事の草薙。
そこから湯川へ話が伝わり、実は石神が湯川たちと同期であることがわかる。

湯川は石神のもとへ訪れる。
かれらは大学のころ、友だった。
そして湯川はある時、疑問を抱き、事件を単独調べていくようになる。

草薙は湯川が何かつかんでいるようだと気づき、それを教えてくれない湯川に
いらだつが、湯川もまた苦しげにしているのに気づく。

そして、湯川はすべてを見抜き、石神にそれとなくそのことを伝える。

すべて見抜かれていると確信した石神は靖子に最後の指示を与え、
警察に出頭する。
自分が富樫を殺したと述べ、自分をストーカー同然に貶めてまで
靖子たち親子をかばったのだ。

湯川は靖子のもとに訪れ、真相を語った。
その真相は驚愕のものだった。

石神は親子のアリバイを確立するために
靖子が富樫を殺した翌日にまったく別の殺人をおこなっていたとのだという。
殺されたのは川原にいたホームレス。
彼をバイトと称し、富樫の泊まっていた部屋にいさせ、
盗んだ自転車に乗せ、川原で殺害したのだ。
自転車に指紋を残したのは、部屋にあるホームレスの指紋と一致させ、
遺体を富樫と断定させるため。

人を殺すことで、万が一自分が身代わりに出頭したとしても
ゆらぐことがないように退路を断った石神。
そんなにも愛されているなんて思わなかった靖子。

さらに飛び込む娘の自殺未遂の報せ。

石神はこれで自分を犯人としてすべてがすすんでいくだろう、と思っていた。
しかし、靖子はもはや耐えることはできずすべてを話し、出頭してきたのであった。


~感想~
文庫化されたので、よんでみました。
今回は犯人が湯川の大学時代のライバルにして友人だったので、
揺れ動く湯川がなんともいえませんでした。
トリックの真実が語られたときの衝撃はすごかったです。
なるほど、そういうトリックだったのかと。
まさしく献身ですね。。
犯罪は肯定できませんが、石神の気持ちはほんとうに
純真だったのだと思いました。
工藤が現れて嫉妬を覚えていたのに、最後の場面では
それでも幸せを願う姿には心打たれるものがありました。
ただ、目的のためには論理的であれば冷徹なことも平気でする、というのは
なかなか怖いですね。。
やはり殺しでは何も解決できないです。
もっと早く工藤や石神が現れて穏便に解決できていたら良かったのですけどね。。
まぁそれでは話が始まらないわけですが。
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